視聴者数とかインプレッションだか、そういうもんが重要視される昨今のesports。
もちろん慈善活動じゃないからそういうもんもやとは思うし、大事なことです。
だけどそういうもんだけじゃないっていう事を改めて認識できた事象でした。
世間的にインパクトを与えられるような結果もだせんかったし、チームでもなかった。
側から見たらボロ負けとややボロ負け、いつもの日本代表Doto。
でも、少なくとも俺(むじお)、ドレッド隊長、REJECTの担当者(+動画担当)、チームバディ、SilverJumper、海老江さん、受付のママ、コーチ、通訳のデルタ君、そしてTeamMayメンバー全員の心を大きく動かしたのは間違いないと思う。
これは上っ面のあっさい感情表現ではなくガチです。
うまくまとめると時間かかって公開できる気がせんので、思いつくままにつらつらと書きます。
TeamMay(REJECT May)の変化
環境が人を変えるとはよく言ったものです。
大きな大会(Predator League)から日本代表として選ばれ、大きなチーム(REJECT)からサポートを受け、いっぱしのプロゲーマーとして熱意をもって迎えられた結果、彼らにプロ意識が芽生えました。
宣材写真、インタビュー、PR動画の撮影、ブートキャンプ、通訳込みでのコーチサポート。
大会終了までの期間中、運営とREJECTからガッツリと目に見える形でサポートを受けたのは本当にでかかった、扱いがプロゲーマーやもんそらそうよ。
コーチがよかったってのもあるんでしょうけども、本当に全員のモチベーションが過去1高くなってるのを感じました。
スキル的な成長やと大会中に彼らが言ってた、「やっとスタートラインに立てた、ここからか・・・」
この言葉が全てやと思います。
今まで海外の強豪にボコられても感想が「強かった」とか差がありすぎてフリーザにやられる一般市民くらいの感想しかでてこんかったんやけど。
今回は改善点をきちんと見つけられていました、第三者視点のコーチの目があったっていうのもでかいんやろうけどね!
そして実は大会終了後にTeamMayの存続会議がありました。
年齢やったり仕事の都合で今大会が最後の集大成って考えてた人も少なくなかってんけど、今大会の結果やチームの成長の可能性を感じてもうちょっと続けたらぁ!って事になりました。
ということでどうせアナウンスなんてしない彼らに代わりまして。
今後ともTeamMayをよろしくお願いいたします。
うたたねかえる
チームメンバー5人の中で今大会で一番成長したり、悩んだりしたのが最年少(21歳)うたたねかえる。
まずモチベーションがすごかった、ソロでレート1000上げました。
本気出すのが2~3年遅いんじゃ!もっとはよから真面目にやれ!!!
敗退後に2人になるタイミングがあったんやけど、そん時にかえるくんがぼそっと小声で相談してきました。
Dota真面目にやってみるべきなんかなあ、でも大学を親に無理言って行かせてもらってるし〜って。
あのうたキンTVが本気で悩んでいます、これはもう事件です。
Dotaの道だけを進んでも成功する保証はないし、今回の大会で少しハイになってるだけかもしれない。
やっぱり大学は卒業しときたい、でも年齢的な問題もあるから今本気で挑戦してみたくもある。
現状維持や、休学して数カ月間の英語留学込みのDota留学であったり、色んな未来の選択肢を考えました。
もちろんすぐに結論なんか出せないし出るわけもなく。
最終的に眠たくなってきた僕は、君の人生の責任なんて負いたくないから最後は自分で決めろってぶん投げて終わりました。
でも、うたたねかえる東南アジアプロチームde修行編のパトロンは勝手に募集しています。
リターンは週に1~2本Vlogで現地の様子等を報告させます。
冗談ですが本気ですのでよろしくお願いします。
一個人をどこまで鍛え上げられるかって結構おもしろいコンテンツになるようなならないような危ないもう終わっとこう。
第1回全国高校eスポーツ選手権 リーグオブレジェンド部門に参加した経緯と感想書いてみた
ドレッド隊長
REJECT Mayの敗退後、全員と握手し号泣するおじ様が現れて誰なんやろうと思いつつカメラを回し続けたむじお。
広報の方にお土産でもらったシャツをどたきちのプレゼントに使っていいか確認したら、プレゼントTシャツ確保の交渉含め是非会ったほうが良い、お喋りだけど熱くておもろい方がおると紹介されたのが号泣おじさんこと、ドレッド隊長でした。
むちゃくちゃ熱い人でした。
2枚の写真だけで伝わると思う。
以下お話した内容を覚えている範囲で
今回自国開催ということでなんとかDota2のチームを出したかった。
JapanDota有識者(ちゃんとした人でした)にアドバイスをもらい、予選をするにもチームがないので、みんなから応援されるチームを出そうと決めた。
その結果TeamMayが招集再結成となった。
元々運営側である程度TeamMayをサポートする予定だったが、REJECTが手を挙げてくれてとても助かった。
そして当日彼らにあってみてすごく良いチームだと思った。
代表チームを出すというよりかは、一緒に戦っていけるチームを選びたいと思っているのでそこが合致してよかった。
次回はフィリピンでの開催が決まっている。
まだタイトルは決まっていないが、フィリピンやしDota2は採用されると思う。
もしそうなったら次回も是非日本代表をどういう形になるか、誰を出すかわからないけど出したい。
※現行のルールでは50%現地人(3人)がおったらOKらしいから覚えておこう!
バディーシステムについて。
タイで体験してすごく良いと思い採用したとのこと。
チームバディはその担当するチームのために、大会期間中チームの一番近くで応援する人
公式ツイッターより
大会側が用意したマネージャーっていうとわかりやすいかな?厳密には違うんやろうけど
試合時間であったりとか次の集合時間であったり、食事のお世話や荷物を預かったり。
大会終了後の帰宅方法の手配まで本当に細かいところまでサポートしてくれていました。
すっごく大変そうやったけど、やり甲斐という意味ではすごいあったと思う、興味ある人是非応募しましょう。
熱い思いがあって運営されてるものって、こっちも色々感じるよね。
タイトルとコミュニティの関係、esportsの在り方というものをすごく考えている運営やなぁと。
Dota2ファンはAcer Predatorを推していけ、俺は次のモニターAcer確定や。
こういうマーケティングっていいなー、理想だよなーと思うむじおでありました。
ps
色々気になって隊長さんのnoteとか漁ってたんですけど、元々ハンドでインハイに出られるような方でした。そんな人が涙流しちゃうくらいREJECT Mayは頑張ったんですね。
コーチのJongさん
元TNCのアシスタントコーチをしていたJongは、Xiinyaさんきっかけで繋がったTIキャスターのjohnxfireからの紹介でコーチになりました。
REJECTの人が交渉した際に、お金の問題じゃないんだと熱い感じで引き受けてくれたとのこと。
実際知り合いに協力してもらったりと本気でMayを強くしてくれようとしました。
VISA問題等で来日できるかわからなかったが、できたのが本当に大きかった。
彼とFace 2 Faceでコーチしてもらった数日間が本当に得難い経験になったし、もっと一緒に練習する時間がほしかったとも彼らは言っていました。
彼の指導があったからこそ、プロとの差、Dota真理のはじっこに爪をひっかけられたんやと思う。
とりあえず次回までにお前らもっとレート上げろと言ってフィリピンへ帰っていきましたw
うたたねかえるは200位になれって言われてたかな。
左からコーチのJong、キャスターのjohnxfire、StreamerでMarciのコスプレやってたMaggiekarp、美人の横やと超ニコニコのSuanにうたたねかえる
フィリピン勢はマジでノリ良くて好き pic.twitter.com/Ke4DudM2Yd— むじお。 (@mujiruc) November 13, 2022
通訳のデルタ君
コーチがフィリピン人なので通訳必須ということでデルタ君召喚。
元ENLIFEでメンバーと仲も良くDotaの事も詳しいし(レートは低い)で適任やね。
基本冷めてるふりしてるけどめっちゃ熱いDotaのファンボ。
ほんと強くなったよ、勝てたよなーって一生言ってた。
Xiinya Japan
SEAと日本の架け橋、まじで顔が広い、行動力お化け、英語OK。
コーチと繋がれたのも彼女のおかげやし、他にもかえるくんやSuanさんをSEAプロと繋げてくれたりした。
シャイなJapanese boysを他チームとコミュニケーションを取らせようとしたり影でも色々頑張ってくれていました。
今回の活躍から、彼らがここで燻っているのはもったいない、もっともっと世界にアピールしてったほうがいいし、強くなるべきやと語ってくれました。
これからもそのコネクションと熱意をもってJapan Dotaを盛り上げたいと本気で思っている熱いMMR10の戦士。
REJECT Mayのバディさん
esportsの知識がほとんどないまま、大会4日前にはじめて顔合わせをしたバディさん。
普段海外の人を相手に似たような事をしているんだけど、日本人相手にどうコミュニケーションをとるか迷った。
一番最初に合流したのが、かえるくんとSuanさんですごくいい子達だという印象を持った。
esportsに漠然ともっていた印象とも違い、真摯に誠実にとりくんでいたので本気で応援したいと思った。
短い時間でできるだけDotaも勉強した。
むじおが試合前に格上モンゴルですって動画回してたら、後ろから勝ちますよと力強く声をかけてきました。詳しく分からないなりにも本気で応援してくれていました。
Mayが大会に対して真摯に向きあっていたのを短い期間だが間近で見ていたので、敗退が決まったあと泣いてました、それをみてドレッド隊長も泣きました。
負けた後2時間くらい話しかけられなかったそうです。
本職で相手にしている方々は基本的にお堅い人たちが多いので、彼らにとても癒やされたし熱くなったとも言ってました。
Mayのみんなはシャイだからもっと前に出よう、アドレナリンだしてこれからも頑張ってねとのこと。
ちなみにチームメンバーからは、もう母さんかもしれんとまで言わしめたすごい人。
REJECT Mayの選手は本当にかっこよかったです!お疲れ様でした。チームをサポートいただいたREJECT様にも感謝です!最初に涙を流したチームバディ。その涙忘れないです。最高の試合だった!2Go #プレデター #プレベア🧸#RCMWIN🐸 https://t.co/KLBs4WtJSq
— Predator Gaming JPN@ #プレデターリーグ2022 11/11-11/13 (@PredatorJPN) November 12, 2022
REJECT Mayファンボのお母さん(スタッフ)
あんまり詳細書くとあれなんで簡単に。
ゲームにあまり賛成ではないママ。
子供がesportsに夢中でREJECT Mayのファン。
そんな私がesportsに関係する今回の仕事を受けるかどうか葛藤があった。
実際にREJECT Mayの試合や頑張りを見て感動し泣いた。
サインと応援メッセージを息子さんにMayが送っていました。
Acerの広報さん
正直まじめじゃないしお行儀の悪い個人ブログどたきちを一端のメディア扱いしてくれた神。
とても丁寧に扱ってもらい取材もしやすかったです、スマホとジンバルぶんぶんしてる変な奴を自由にさせてくれた大会運営スタッフさんにも感謝。
邪魔やったと思うwありがとうございました。
REJECTの担当者
大会に不慣れな彼らを安心させ的確にサポートをしてくれていました。
仕事なんだけど、一緒に戦い応援しにきてるだけですからって言ってました。
詳細はあんまり書けることないんですけど載せるべき人であります。
動画制作のYさんが試合みて号泣したとの情報もいただきました。
私たちがサポートする "REJECT May" の世界大会「Predator League 2022」への挑戦が終わりました。
世界の壁は高かった。
それでも、果敢に挑戦する彼らの姿は最高にかっこよかったです。
お疲れさまでした!!#プレデターリーグ2022 #PL2022 pic.twitter.com/ZiyTgDPsaJ— REJECT (@RC_REJECT) November 12, 2022
MCの海老江さん
一連のツイート読んできてください、激アツです。
普段私は「eスポーツ」って単語を使わない。何故ならこの単語は今や人によって受け取り方も使い方も重みすらバラバラな言葉になってしまったから。
でも今回のプレデターリーグ2022DOTA2を見て久々に「eスポーツ」という単語を使いたくなった。
何故なら正しくそれは私の考える「それ」だったからだ。— 海老江 邦敬(Ebie Kunisato) (@kuroebi_games) November 13, 2022
Silver Jumperさん
HoN時代からの盟友toyomaruのインタビューで泣きそうになってましたね。
10年以上見てるわけですからそうもなりますよ。
解説のfujiyamaさんは憧れだったTeamMayの解説できて嬉しかったですとのこと。
(俺のコメントものせろとDMで苦情がきました)
NegitakuのYossyさん
Negitaku.orgのYossyさんはDota2プレイヤーでありDota2シーンを追い続けている人です。
今回も子供さんのお迎え時間までの間を縫ってなんとか取材に来てました、カメラ3台フル装備で。
ちょっと前までゲームは子供の趣味で大人が堂々とやるもんではないって風潮あったと思うですよね。
でもこうYossyさんみたいな人に、何歳になっても好きな事を本気で追いかけ続けている姿を見せられると負けてらんねえ、俺らもやったるでってなりますよね。
偉大な先導役ですよまじで。
あとVlogであったりと色々新しいことに挑戦していってる姿は本当に刺激になります。
Dota 2日本代表『REJECT May』選手インタビュー
ブートキャンプ施設やコーチ指導の提供を受け国際大会『Predator League 2022』準備万全https://t.co/wY1nBMV20G pic.twitter.com/Tzjo7hWTx1
— Negitaku.org esports (@negitaku) November 10, 2022
むじお
諸の事情によりDotaのプレイ時間も減り、どたきちの更新もサボりにサボっていたむじお。
The International 2022でなんとか上がったモチベを維持し、今大会の取材に挑んだわけです。
正直初日だけでもいいかなって思ってたんですよね、それか敗退確定したら帰るかくらいの気持ち。
この試合のためだけに大阪から往復3万かけて行くのアホでしょって言われもしました、でも行って良かった。
やっぱねえオフラインじゃねえと熱って全部伝わらんわ。
むじお氏はMayの結成に関わっており、情がかなり入ってもうてるんですよね。
更にチームメンバーと距離も近すぎるからチームに対する適切な評価も下せなくなっとります。
今回彼らのことをはじめて知って関わった人たちからの素直な反応や評価を見れたおかげで、彼らの正しい評価であったり新しい価値に気がつけました。
あのねえ、esportsはおじとおば上の世代に効く
eって10~30がメインターゲットやと思うんですけど、その上もいけるんちゃいます?
みんな泣いてましたよ、ぼくも泣きかけました。
Dotaみたいな国内にチームがほぼ存在していなくて、コミュニティが小さいながらも濃ければ、社会人チームをどこまで強くできるか応援してみるっての一つのコンテンツになりませんか?メンバーほぼ固定のチームを応援していけるっていうのはブランディングの一つとしては結構強いと思うんですよね。
そして彼らに今必要なモノはコーチなので最低限その費用さえ捻出できればそこそこ良い宣伝になったりならんかったりするのではと思うけど僕は素人なのでわかりません。
でもそういう新しいカタチを模索していくのも今後のesports成長の課題なんじゃないかなと思ったりおもわなかったり。
とりあえずうたたねかえるを唆して海外留学させよう、エイエイオー!!
感想文
TeamMayの事は結成時からずーっと見てますけど、マジで今回は頑張ってた。
今までも国際線とかは頑張ってはいたけど、むじお目線ではまだまだやれるやろ!本気で取り組めやって思うことがすごく多かった。
終わった後の悔しがり方も過去一でしたね、Suanさんはお部屋で泣いてました。
経験的にも過去1色々得られた大会で、試合自体はBO1を2回だけなんやけど、練習場でSMGなんかともScrimできてすごくいい経験になったと言ってました。
Nikobabyはなんとかなるけど横のOliがやべえ、あいつに破壊されるぅうううあああああって言ってましたw
あとはBO1なのが少しもったいなかったかな、Mayみたいな弱いチームが下剋上しやすくもあるから一長二短くらいやけど。
大会運営スタッフさんたちもすごいなーって思ったわ。
2タイトル同時進行で、ステージもかっこいいし演出もいいし。
これを日本で日本の会社が集まってやってるってのがなんとも感慨深かった、もう元年元年言うてる場合ちゃうやん。
幕開けやで!
もうちょうときれいな記事にしたかったけど、文章まとめるのって難しくない?
もう伝わればいいやって箇条書きいっぱい並べちゃって少し恥ずかしいけど投稿するのが一番えらいから・・・
タイトルとか冒頭の文のあれとか全然回収できてないしもうむちゃくちゃやw
さあ観戦記Day2~3書くか。
おわり
大遅刻プレゼント企画
REJECT MayとMushiのサインが入った #PredatorLeague2022 の公式ユニフォームを抽選で2名にプレゼント
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12月5日締切 pic.twitter.com/yrUiu8BWAx— どたきち (@dotakiti) November 27, 2022
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