Purge先生のDota 2 Guide – Dota2の基本編 – Thank you Purge!

Purge先生のDota 2 Guide – Dota2の基本編 – Thank you Purge!

みなさんはPurgeをご存知だろうか、The Internationalをはじめ数多くの大会でアナリストやキャスターを務めHow to 動画やパッチ解説動画も出したりしているマジモンのDotaのお兄さんだ。
もちろんレートも高くImmortal Rank 1350。

TI6では天気予報まで・・・[1]もちろんJokeやで

そんな彼がDota2とは何かと書いたGuideがありまして、それをたまたま英語とDotaの勉強のために翻訳した天才美少女JCの妹[2]だったらいいなぁ・・・がいまして、せっかくやし公開せーへん?お兄ちゃんと聞かれたらそら動くしかねえよ。
てことでPurge先生にクソみたいなGoogle翻訳で問い合わせたところなんと日本語で「出典明記してくれればいいよ」的なお返事をくれました!!!Thanks Purge.

翻訳した記事 → https://purgegamers.true.io/g/dota-2-guide/
Purge Twitter → https://twitter.com/PurgeGamers
YouTube → https://www.youtube.com/user/PurgeGamers/

まだRoshanがDireのAncientにいた時代のガイドなので随所にノスタルジックな気持ちにさせてくれる画像や動画がでてきます。それでもガイドとしてはものすごく有用なので初心者の方には是非読んでいただきたいですね。
あまりにも文章量が多いので小出しになりますけど許して・・・完成したら固定ページに全部まとめてのっけようと思います。

はじまりはじまり

目次

Dota 2 Guide

Welcome to Dota, You Suck

Dotaへようこそ、下手くそ…いや、実際君たちはそれよりは良いでしょう。

私が2011年に初めてガイドを書いたときと比べ、新規Dota 2プレーヤーがDotA 1プレーヤーと大きく違う問題を抱えているため、私は幸いにも私のガイドを書き直す必要が生まれました。簡単に言うと、Valveが提供したツールやコミュニティが作成した学習リソースは、過去のものとは大きく異なっています。私は今ならばより良いガイドを書くことができると思っています。

本題に入る前に、このゲームに挑戦してくれてありがとう。あなたのスキルを洗練して学ぶのに時間がかかりますが、それはしばしばDota 2のプレイについて最も価値のある部分です。あなたが友人と遊びたいからこれを読んでいるなら、友人は新規プレイヤーであるあなたの間違いを修正したり、少なくともあなたの間違いを見て修正する助けになるきっかけをくれるので、学ぶのがより楽になるでしょう。間違いを最小限にできるかどうかを見てみましょう。

Dota Basics

Dota 2は、5人の選手が2つのチームに分かれてお互いに対戦するチームプレイのゲームです。敵がこちらのエンシェントを破壊する前に、敵のエンシェントを破壊することによってゲームに勝つことができます。エンシェントは最も大きい建物で、各チームのベースの中央に位置しています。

ゲームの開始時には、すべてのヒーローは弱く、経験値はなく、ゴールドはほとんど持っていません。経験値はあなたのレベルを上げ、スキルのロックを解除またはアップグレードし、タレントツリーを選択することを可能にします。ゴールドはさまざまな方法でヒーローを強くするアイテムを購入するために使います。より速く動く、より多くのダメージを与える、ユニークな呪文を唱える能力を得る、など。

あなたの目標は、あなたの経験値とゴールドを得ることを可能な限り速くするか、チームがそうするのを助けるか、敵が経験値とゴールドを手に入れる機会を減らすことです。あなたがゲームの終盤で十分な経験値とゴールドのアドバンテージを得た場合、あなたのチームは敵ヒーローを倒し、その後にタワーと建物を破壊し、最終的に敵エンシェントを壊してゲームに勝つことができます。どのようにこれをやって行くかが、Dotaをプレイするということです。

いくつかの基本から始めましょう。

Heroes

各プレイヤーは、113のプールからユニークなヒーローを選択します。他の同様のゲームとは異なり、Dota 2は誰かが選択したヒーローは、他の誰かは同じ試合中には使用できません。各ヒーローにはユニークなステータス、スペル、タレントツリーがあります。ヒーローはレベル1で始まり、レベル25で最大になります。19までのすべてのレベルでスキルポイントが付与され、スペルポイントのロックを解除またはアップグレードしたり、タレントツリーを選択したりできます。

ヒーローのステータスには、ヒーローのすべての基本要素とその属性が含まれます。基本要素は攻撃間隔、ダメージ、HP、マナ、アーマー、魔法耐性、属性、移動速度です。属性は、ストレングス(Str)、アジリティ(Agi)、インテリジェンス(Int)です。各ヒーローは、それぞれの基本属性値とレベルごとの属性上昇値を持ち、各属性は特定のボーナスを提供します。ストレングスはHPと、HP回復を、アジリティは攻撃速度とアーマーを、インテリジェンスはマナとマナ回復を与えます。ヒーローは、「主属性」に基づいてカテゴリに分類されます。ヒーローは通常、他の属性よりも主属性値が高く、主属性値が1上がるごとにヒーローの攻撃ダメージを1増やします。これらの要素により、ストレングスヒーローがダメージを耐える(タンクする)のに優れ、インテリジェンスヒーローはスペルをより多く使え、アジリティヒーローは優れた攻撃速度とアーマーを持っています。

ヒーローのスペル(スキルやアビリティとも呼ばれます)は、ヒーローの強みと弱みを決める最大の要素であり、それぞれ個別にマナコスト、クールダウン、効果があります。ほとんどのヒーローには3つの基本スペルと1つのウルティメイト(ウルト)があります。前述のした通り、これらのスペルはレベルアップで得られたスキルポイントによってアップグレードされます。ウルティメイトスペルは最も強力なスペルで、レベル6以降でしか取得することができず、レベル12以降とレベル18以降で更にアップグレードすることができます(例外もあります)。

各ヒーローにはユニークなタレントツリーもあります。レベル10,15,20,25で、それぞれツリー上の2つの選択肢がアンロックされます。スキルポイントを使用して選択肢の1つを選択すると、その効果は得られますが、他の選択肢は失われます。効果は様々で、攻撃力、HP、キャストレンジ、またはスペルのユニークなアップグレードを行うことができます。タレントツリーは、ゲームの展開に合わせるために使用されます。

ヒーローのステータス、属性、スペル、タレントツリーを組み合わせることで、ヒーロー固有の強み、弱み、最適なアイテムの選択肢が得られます。良いチーム構成のためには、お互いの弱みを補完し、強みを増やすようにヒーローを選ぶ必要がありますが、そのような議論はこのガイドの範疇を超えています。

Buildings

エンシェントとは別に、彫像、バラック、シュライン、タワーの4種類の建物があります。Dotaマップの3つの「レーン」のそれぞれに沿って、3つのタワーが配置されています。ベースの外に2つ、バラックを防衛しています。これらのタワーはティア(Tier)によって区別されます。ティア1(T1)タワーはベースから最も遠い場所にあり、バラックス近くのタワーはティア3で、2つのティア4タワーがエンシェントを守ります。高いティアになればなるほどより多くのアーマー、HP、ダメージを持っています。タワーやバラックを攻撃するためには、前のタワーを破壊する必要があります。さらに、T1を除いて建物には「バックドアプロテクション」があり、近くに敵クリープ(下記参照)がいない限り、ボーナスアーマーを与え、ダメージを回復します。これがあるため、プッシュするためには近くにクリープが必要となります。

シュラインは各試合開始後5分経つと起動可能な建物で、5分間のクールダウンがありますが、近くのヒーローのマナとHPを回復します。各チームのジャングル内に2つずつあります。T3のタワーが壊れるまでは、破壊することが出来ません。

エフィジーは、エンシェントを取り囲む非機能的なタワーで、クリープを少しの間足止めするぐらいしかできませんが、カッコいいです。

バラックについては、後程説明します。

Creeps

トップ、ミドル、ボトムの3つのレーンがあり、 “レーンクリープ”がゲーム全体を通してxx:00とxx:30の30秒ごとにスポーンします。これらのクリープは、両方のチームの各レーンを敵のエンシェントに向かって走り、遭遇した敵のユニットを攻撃します。各チームのクリープが互いに殺し合い、平衡状態を保ちます。プレーヤーの介入がなければ何も起こりません。レーンクリープは、試合序盤でリソースを獲得するための主な方法であり、両チームのプレイヤーが互いに向かい合って、リソースを獲得するために争います。

あなたがクリープを殺す(ラストヒットと呼ばれる)最後のダメージを与えたヒーローなら、あなたはゴールドも手に入ります!あなたがラストヒットを取らなければ、距離が近い場合は経験値のみを得ます。これはDotaプレーヤーとして上達するために練習しなければならない最初のものです。あなたは経験値に加えてゴールドを得るために、クリープのラストヒットを取得する方法を学ばなければいけない。ラストヒットを除くと、すべてのプレイヤーはゲームに参加するだけで毎分91ゴールドを獲得できる。しかし、ラストヒットは依然として非常に重要です。なぜなら、あなたが相手よりも多くラストヒットを取れば、ゴールドのアドバンテージを得て、戦うためのアイテムを買うことができます。そうすればあなたのチームが勝つための助けになるからです。

Laning

試合の序盤では3レーンのうちの1レーンにいることが重要です。なぜなら、ゴールドと経験値が得られるからです。しかし、あなたがファームできるもう1つの場所があります。それはジャングルです。ニュートラル(中立)クリープは、ジャングルの所定の場所(キャンプ)でスポーンし、どちらかのチームによって殺されるまでそこにとどまります。Dota 2では、ニュートラルクリープが強い為、ゲーム序盤から効果的にジャングルでゴールドと経験値を得ることができるヒーローはほとんどありませんが、そのようなヒーローをピックすることで、チーム全体でより効果的にファームすることができます。

あなたのヒーローをレーンに移動させるためには、あなたのヒーローをマウスで左クリックして動かしたい場所へ通常攻撃します。敵を通常攻撃した場合は、攻撃コマンドになります。これは、あなたのヒーローがそのターゲットに移動し、範囲内にいるときに攻撃することを意味します。すべてのヒーローには、基本的な攻撃があり、これはしばしば通常攻撃または右クリックと呼ばれます。特にゲーム序盤では、時間以外のリソースを必要としないため、ダメージを与える主な方法になります。ゲーム序盤では、ほとんどのヒーローはレベルが低く、通常攻撃を強くする高価なアイテムを購入するゴールドをまだ持っていないため、通常攻撃のダメージが少なくなります。

ゲーム序盤を統括すると、ヒーローはロールに応じて各レーンに別れ、ディナイやハラスメントやほかの手段で、相手のラストヒットを制限しながらラストヒットと経験値を得るために最善を尽くします。

敵ヒーローは、敵クリープのヘルスポイント(HP)の半分以下になると、「A」キーを押して敵クリープを攻撃することができるので、レーニングは、ラストヒットと同じくらいシンプルではありません。敵があなたの代わりに自分のクリープのラストヒットを取る行為は??ディナイと呼ばれ、!マークがクリープの頭に表示されます。クリープがディナイされた場合、経験値の25%のみを受け取り、クリープをディナイしたチームも25%の経験値を受け取ります。クリープをディナイしても、あなたにゴールドは入りませんが、敵がゴールドと経験値を得るのを妨害できます。

これは、ラストヒットをより多く取った方が相手よりも多くのゴールドと経験値を得るシナリオを作り出します。そのため、すべてのクリープに対してラストヒットとディナイをするかにフォーカスすることで、ゲームの最初のアドバンテージを得ることができます。

私の好きな相手のゴールドと経験値を減らす高度な方法は、彼らを殺すことです。

レーニング中に敵のヒーローを攻撃する(ハラスと呼ばれる)機会があるが、主にヒーローのマッチアップに依存します。レーニングステージ(アーリーゲーム)に関連したマッチアップとは、あなたがプレイしているヒーローと、対戦相手があなたが居るレーンに入れることを決めたヒーローとの相性を意味します。

あなたの相手がメレーヒーロー(通常攻撃が非常に短い範囲のヒーロー)をプレイしていて、レンジヒーロー(通常攻撃が矢のような長距離攻撃であるヒーロー)をプレイしている場合、相手がラストヒットを取りに来たタイミングで相手をハラスする機会がたくさんあるでしょう。相手が十分にハラスを受け、HPが低くなると、あなたのスキルを使用して、ダメージを与えたり、スタンさせて相手を殺すことを狙います。あなたがハラスを受けている場合は、ゲームの開始時に購入した消耗品のHP回復アイテムを使用して、HPを完全に保ち、あなたを殺すのに必要なダメージ量を増加するようにしてください。何を買うべきかは後述します。

レーンやゲーム全般でも相手を殺すと、いくつかのメリットがあります。まず、死んだヒーローはレベルに応じて一定時間消え、その上復活した後、ベースからレーンに戻る必要があるため、対戦相手はしばらくレーンには居ません。その間死んだクリープの経験値とゴールドは無駄になります。第二に、敵を殺すことで経験値とゴールドを得て敵より高いレベルになり、あなたの相手よりも通常攻撃やスペルが強くなります。

あなたが得たアドバンテージを利用すれば、敵を再び殺すことが容易になります。これはスノーボール[4]snowballingと呼ばれています。あなたは小さなアドバンテージを得たら、それを使って別のアドバンテージを得て、更にまた別のアドバンテージを得ます。ゴールドを持っているヒーローからは多くゴールドを得るので、スノーボールを止めるための1つの方法は、スノーボールをしているプレイヤーを殺すか、またはキルストリークにいるヒーローを殺すかです!

スノーボールはあなたが原因かもしれないということに注意してください。あなたが繰り返し死ぬ(「フィード」とも呼ばれる)と、相手がアドバンテージとスノーボールすることを許可します。フィードしないでください。あなたはあなたの相手を最大限に殺し、ラストヒットと経験値を最大限に獲得し、あなたの死を最小限に抑えて欲しい。フィーディングを避けるために、相手があなたを殺そうとしていて、あなたが殺されると思ったらすぐに、スタンやスローを(もしあれば)相手に使い、すぐに近くのタワーの方に逃げてください。

相手の獲得するリソースを減らす私の2番目のお気に入りの高度な方法は、相手をほぼ殺すことです

相手をほぼ殺すことによって、彼らの泉(HPとマナを回復させる場所)に戻らせることができます。彼らは回復アイテムが無い場合、泉に戻るしかないので良い状況になります。相手が泉に戻ると、彼らは時間を無駄にします。その間の相手に入るはずのゴールドと経験値はすべて無駄になり、相手のクリープをディナイする人がいなくなります。相手をが殺すほどではないですが、何もしないよりは良いです。

あなたがハラスをしたときに、相手はどのくらい下がらなければならないかを見てください。

敵をハラスする最も良い方法は、あなたが攻撃射程で有利な場合は攻撃するか、ラストヒットを取るためににスペルを使って同時にダメージを与えることです。もしスタンやスローを持っている場合は、それらを使って相手を拘束している間に通常攻撃することも大事です。

他の方法としてゾーニング、もしくは文章で「オフレーンヒーローをゾーンする」と呼ばれるものがあります。どういう意味かというと、あなたを敵クリープと敵ヒーローの間に配置して、敵ヒーローを経験値範囲から締め出すことです。あなたはあなたのヒーローと敵のヒーローの相性を理解していないので、この方法は少し高度です。しかし、フィーディングはあなたにあなたのひーろのー限界を教えてくれるでしょう。40分の苦痛と同時に。レベルの低い試合では、オフレーンに2人のヒーローがいることもあり、ゾーニングを効果的に行えませんが、原則は学ばなければなりません。

あなたがそれなりのレベルの場合、ゾーニングを最初の数分間試してください。ゾーニングはそれほど重要です。攻撃の間に動きつつ、タンゴなどの回復アイテムを使いながら敵をオートアタックすることを正しく行えば、経験値面でのアドバンテージを得られます。

サンプルビデオです。マナを使用してゾーニングすることは価値があることがよくあります。

レーニングについて説明する前に、一般的なマップ上の位置について説明します。知っておくべきなのは、川を通って行くことが出来る超強力なロシャンと彼のアイコン、それぞれのセーフレーンとミッドの間にあるレディアント(緑色)ジャングル、ダイアー(赤)ジャングル。

ゾーニングはクリープがどこで均衡しているかによってできるかどうか変わります。両チームのクリープはお互いにほぼ同じ量のダメージを与えるため、誰も手を加えなければ、クリープ同士の均衡が崩れるのは非常に時間がかかります。

あなたのタワーの近くなど、あなたのチームにとって良い場所にあなたのウェーブがある場合は、ウェーブに余分なダメージを与えないことが非常に重要です。あなたがウェーブに余分なダメージを与えると、敵のクリープはあなたのチームのクリープより早く死にます。そうするとあなたのチームのクリープが死ぬ前にもっと攻撃して、敵クリープをより早く消滅させます。その結果、あなたのチームのクリープが押し寄せるようになります。大量のクリープでタワーを折ろうとしているのでなければ、早い段階でウェーブをプッシュしたくはありません。セーフレーンでは、ゲームの最初の5分間にクリープウェーブをオートアタック(常に攻撃)するべきではないでしょう。ラストヒットを取るときだけ攻撃して、時折ラストヒット分のダメージを相殺するために、自クリープにも攻撃します。同じ量のクリープを保つようにして、両チームのクリープが同時に死ぬように努めてください。

クリープを平衡状態に保つ重要な理由は、自チームのタワーの近くにいることでいくつかの大きいアドバンテージを得られるからです。タワー近くのほうが序盤は安全で、敵オフレーナーを追いかけるスペースが多く、敵が積極的に前に出られないため、敵オフレーナーが簡単に経験値を獲得するのをサポートが防ぐのを助けられるからです。後でそれぞれの役割の相互作用をより詳しく紐解いていきます。

Ganking

時々味方がバレないようにやってきて、対面の相手を(ほとんど)殺したり、殺すのを助けたりします。これはギャンクと呼ばれ、あなたがウェーブの位置をコントロールして、敵タワーから遠い場所でレーニングしている場合、より簡単になります。

ギャンクをするヒーローはぎゃんかーと呼ばれます。ギャンクはレーンの均衡を崩したり、相手にヒーローの居場所をわかりづらくさせるので、必要不可欠です。もしあなたが敵のミッドを2人でギャンクした場合、敵ミッドを殺すか、ほとんど殺すことが出来るので、ミッドのレーン状況をよくすることが出来ます。ギャンクは、ゲームの展開をコントロールする手法の一つです。レーニングに勝って、より多くのゴールドと経験値を獲得するのを確実にするため、敵を殺してマップコントロールを得ることもあります。敵が死んだ場合、敵は積極的な行動を取り辛くなり、ファーム場所派より安全になり、それがまたアドバンテージに繋がります。

もし味方のミッドがひどく、レーニングが負けているなら、敵のミッドをギャンクして助けることが出来ます。彼のために協力する感じです。敵ミッドがスノーボールを続けて強くなっている場合、多くの味方を連れてギャンクし、手を付けられなくなるのを防ぎましょう。ゲーム序盤では、たとえ敵が育ってスノーボールしていようとも、弱いヒーロー2~3人のほうがほとんどの場合強いです。特にスタンがある場合。

そしてギャンクがとても重要な理由です。相手を出し抜いて、相手がピックや他の方法で作り出したアドバンテージを相殺することが出来る方法だからです。劣勢の場合、アドバンテージを取り戻す最も良い方法は、ギャンクをするかチームファイトに勝つことです。Dotaには、ゲーム劣勢になると、敵を殺した場合ののゴールドボーナスが多くなるカムバックシステムがあるため、ギャンクはゲームの流れを変えるために、早くファームすることよりもかなり多くの頻度で行われます。

Pulling

最後の高度な方法は、プルと呼ばれるものです。プルをするには、中立クリープを攻撃し、離れることで彼らを引っ張ります。(クリープのアグロを取ると言います)中立クリープがあなたに着いてきているときに、自身のレーンに向かって走ることで、レーンクリープが中立クリープに引っ張られ、ジャングルに入っていき、中立を攻撃し始めます。これを行うと、レーンクリープはあなたが中立クリープを殺すのを助け、中立クリープはレーンクリープを殺すのを助けてくれます。中立クリープが死ぬと、周辺のすべてのヒーローが経験値を獲得します。レーンクリープが中立クリープによって殺された場合、敵は経験値を獲得することができません!もしあなたが中立のラストヒットを取った場合、もちろんゴールドを獲得します!

少しわかりづらいと思うので、このマップ両サイドのデモンストレーションクリップを見てください。

Radiant Single Pull[5]元動画が相当古くマップも変更されているので参考程度に

プルするためには、そのままではウェーブをクリアするためには十分ではありません。実際には、通常2つ分のニュートラルキャンプが必要です。レーンクリープを多くの中立クリープを戦わせることはできますが、まず最初に、中立クリープがどのようにスポーンするか説明します。

毎分:00秒のマーク(ゲームの最初の1分を除く)に、中立クリープがスポーン範囲にいるかどうか判断されます。スポーンエリアに中立がいない場合、新しい中立が生まれます。ゲームのトリックとして、中立を完璧なタイミングで引っ張って逃げると(:53)、時計が00になる時に新しい中立が生まれ、前の中立は隣人がいることに気づきます。これはスタックと呼ばれ、これはレーンクリープを普通より多い中立クリープに戦わせる方法の一つです。キャンプをスタックすることで、強いAoE(範囲攻撃)を持つヒーローがより多くの経験値とゴールドを素早く手に入れることが出来る事を覚えておいてください。なので、もしキャンプの近くにいる場合、:53のタイミングで中立を殴って逃げるようにして下さい。

キャンプをスタックさせてからプルすると、2倍の中立クリープがレーンクリープを攻撃します。これはプルを安全に行うためには最も良い方法ですが、ヒーローのレベルを最速で上げる方法ではありません。2倍の中立クリープがレーンクリープを攻撃しすぎるためです。もしこの方法でプルする場合、敵の経験値はディナイすることが出来ますが、自分自身にもほとんど経験値を入れることはできません。何がスポーンするかによって与えるダメージが変わるため、どの程度経験値を得られるかは前後します。もしスタックをプルする場合は、私がこのクリップでしているようにではなく、オートアタックをして多くのクリープを殺すようにすると良いです。

Stack and Pull

プルをするより良い方法は、難しいですがプルをつなげる事です。プルをつなげる為には、最初のキャンプにプルしたように次のキャンプにもプルします。中立キャンプがほぼ死にそうになったら、近くの別の中立クリープをプルします、もしこれが出来れば、2つの中立クリープとクリープウェーブすべてを綺麗にすることが出来ます。プルを開始する時間は:13秒または:43秒ですが、早い場合や遅い場合は、時間を少し調整する必要があります。プルの接続はとても難しく、見極める力と練習が必要です。だいたいHPが満タンのクリープと半分のクリープが一匹ずついる時に次のキャンプを引っ張り始めるのが最適です。それぞれの中立によって微妙に変わってくるので、練習することで完璧に仕上げましょう!

両陣営での連続プルの動画を張っておきます。実際のゲームで試すのが怖ければ、敵も味方もいない空のゲームを作って試すことが出来ます。

Radiant Pull Through

Dire Pull Through

連続プルを失敗しないように気を付けてください!もししてしまうと、レーンの均衡が崩れ押し上げてしまいます。レーンの均衡を崩すと、相手に多くの経験値とラストヒットを与え、ギャンクするのを難しくしてしまいます。ダイアー側は連続プルはより難しいので、さらに注意してください。

もしプッシュがしたいならシングルプルしても構いませんが、そのために行うのは稀です。

レーニングフェイズでは、敵オフレーナーの位置に常に気を払ってください。彼らも同様にラージキャンプをプルして、クリープの平衡状態を乱し、キャリーのファームを邪魔することが出来ます。

以上がPurge先生のDota Basics編[6]Dotaの基本になります。
次回はPhases of the Game[7]ゲームのフェイズからはじまります。

続き

Purge先生のDota 2 Guide – ゲームのフェイズ

おまけ
Purge先生の動画は英語なんだけどDotaやってたらだいたいわかります。
たとえばこういうのは初心者でも知ってると知ってないとでは序盤のレーニングでクソほど差がつくので必修科目です。

関連URL

References

References
1 もちろんJokeやで
2 だったらいいなぁ・・・
3, 5 元動画が相当古くマップも変更されているので参考程度に
4 snowballing
6 Dotaの基本
7 ゲームのフェイズ

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