Purge先生のDota 2 Guide – ゲームのフェイズ

Purge先生のDota 2 Guide – ゲームのフェイズ

Purge先生のDota 2 Guide – Dota2の基本編 – Thank you Purge!

基本の続き、いわゆるその2
尚このDota 2 GuidePurge先生が書かれたものを翻訳しています。1)許可もらったよ♡

Phases of the Game

これまでに「レーニングフェーズ」についてたくさん書いてきました。

Dota2では同じゲームは二度とありませんが、どのように進行するかはだいたい同じです。3つの一般的な「フェーズ」があります。それぞれでどのようにプレーするべきかを概説していきます。よりDotaになれたら、今どのフェーズについて考えるより、それぞれのゲームがどうなるかについて考えるようになるし、そうなるべきです。そうやってゲーム内での意思決定の行い方を学んでいきます。

Laning Stage(序盤)

0~15分の間は「レーニング」フェーズと言われます。もうお分かりかもしれませんが、レーニングは大半の時間を3つの内の1つのレーンで、相手と近い位置で過ごします。最初はレベルもアイテムもとても弱いので、ゴールドと経験値を獲得するためです。前述した様々な手法を組み込むのを忘れないで下さい。

敵の経験値とゴールドを制限しつつ、自身と味方のものを最大化することを覚えておいてください!つまり、プルをして、経験値とラストヒットを各レーンで取って時々ギャンクして、敵をゾーニングして、できる時はタワーをプッシュしてください。もう少し端的に言うと、「フィードするな」。

初心者の場合、レーニングステージはしばしば長くなりがちです。プレイヤーはあまりマップを動き回ってギャンクをせず、タワーを効率的に倒すためにグループアップしないからです。また、ヒーローの強みや性能を理解していないというのもあります。より多くの試合をしてスキルが上がってくると、上手にこれらが出来るようになってくるでしょう。

ゲームのテンポとゴールドアドバンテージを得て、後半有利に戦うためにレーニングフェーズはとても重要です。もし片方のチームがより良いピックをするとか、よりレーン選択(誰がどこに行くか)をするとか、良いプレイをした場合、レーニングに勝ったと言ってよく、その報酬として、より良いマップコントロール、ゴールド、経験値アドバンテージが得られ鵜ます。

マップコントロールは、ゲームの次のフェーズについて話すときに重要な概念です。

Mid Game

ミッドゲームは、チームがマップ上を動き回って、プッシュしてタワーを壊す段階のことを言います。ほとんどのヒーローはレベル6~11で、ウルトを取得しています。パブの試合では調整することはできませんが、プレイヤーの内の何人かは戦うために移動し、他はラストヒットを取ってファームをするために移動します。

初心者にとっては、ゲームのこのフェーズはチームワークが無い為、ひどく歪なものになるでしょう。全員が全員チームとしての最適ではなく、自分の経験値とゴールドにとっての最適を考える為です。たちの悪いことに、それぞれがそれぞれのプランで別々のことをすると、お互いのプランを達成するのがより難しくなります。ミッドゲームは、協力的な友人と遊ぶことでより楽しくなります。

もう一度言いますが、このフェーズは一般的にプッシュする段階に分類されます。タワーを押すことは2つの理由から重要です。1つ目は、タワーが折れたときにあなたのチームが多くのゴールドを獲得することです。あなたのチームが敵のTier1タワー(最初のタワー)を破壊すると、全員が100ゴールドを得ます。タワーがディナイされた場合(タワーはHP10%未満の場合のみディナイできます)、あなたのチームはゴールドを得られません。より高いTierはより多くのゴールド価値がありますが、ラストヒットを取って得たタワーゴールドは依然としてアドバンテージのままです!敵にタワーをディナイをさせないことはめちゃくちゃ重要です。なぜなら、ヒーローを1~2回殺すのと同じ程度のゴールドが手に入るからです。

加えて、あなたがタワーのラストヒットを取った場合、追加で150~250ゴールドを獲得できます。これは、大きな(1~2人殺した程度の)ゴールドアドバンテージを獲得できる事を意味します。タワーはあなたのチームに大きなゴールドアドバンテージをもたらします。

タワーを押すことで得られる2番目のアドバンテージは、マップコントロールです。マップコントロールは、相手の動きを見たり、バレずに好きな所へ移動したり、それらの戦略的な情報を使ってゲームに影響を与えることができます。レーンにタワーがあると、プッシュに対抗するだけでなく、トゥルーサイト(不可視を看破する能力)や視界をもたらします。タワーがあることで、見えない道が少なくなります。最も重要なのは、タワーはチームがテレポートスクロール(またはTPスクロール)を使用してテレポート指定ができる場所です。

テレポートスクロールは、購入に50ゴールド、使用するのに75マナがかかります。テレポートスクロールを使うことで、自タワーに移動して敵の戦術に合わせて対応したり、自身の戦術に組み込んだりできます。最も重要なアイテムなので、8分以降は「常に」持ち歩くようにしてください。場合によってはもっと早いタイミングでも。

TPスクロールの優れた使い方:

  • もし味方のミッドヒーローがギャンクされたときに、テレポートしてスタンやスローを使ってミッドをバックアップして助けることが出来ます。
  • もしベースでリスポンした時に、チームがトップをプッシュしているときなどは、トップにテレポートすることで、歩いて行くより早く、時間を無駄にせず移動できます。
  • もし集団戦でかろうじて生き残ったときは、すぐに泉に帰ることですぐに回復を始めることが出来ます。
  • もし強い敵にうっかり遭遇した場合、相手がスタンを持ってなければ逃げ帰るために使えます。
  • テレポートを始める前にブラックキングバーを起動すると、ほとんどのスペルや能力からテレポートを止められるのを防ぐことが出来ます。
  • タワーが少ない場合はこの戦略的要素の内の半分はもう使うことが出来ません。

他にも、タワーを壊すことでよりアグレッシブなオブザーバーワードを置くことができ、敵には置かせるのを難しくさせることが出来ます。

オブザーバーワードは、地面や崖において、限定的な視界を6分間得られるアイテムです。敵がトゥルーサイトを持っていない限り、敵には見ることが出来ず、その視界を基に敵の動きを追って、どう動くか判断を下します。

オブザーバーワードを設置することは、大きなアドバンテージを得るための不可欠な要素です。ゲーム全体を通してこれらの場所に設置すべきです:

  • タワーが視界をもたらすように、オブザーバーワードで視界を得て、戦術的なアドバンテージを得られることが期待できる場所。
  • 高い位置は見えないので、高い位置
  • ロシャン・ピットの近く

時々、ワードを敵陣の深い位置において敵陣にギャンクするのを簡単にすることもあります。

レーニングフェーズでは、歩いてギャンクに来た敵が見えるレーンの近く辺りか、ルーンが見えるスポットにワードを置くと良いでしょう。

ゲームの中盤と後半では、試合がどのような展開か、どこに敵がいると思われるか、どこで集団戦が起こりそうかによって置く場所を判断してください。もしあなたが劣勢の場合、敵はよりタワーの近くまで来ます。アドバンテージが不明確な場合、マップの中央辺りにワードを置くのが安全です。もし前のほうにいる場合、タワーの近くの集団戦を始めようとしている場所に置くといいでしょう。以下がサンプルです。

拮抗している試合の例

負けてる試合の例

勝っている試合の例

序盤のワードの使い道はほかにも、中立クリープのスポーンブロックがあります。キャンプにワードを置くと、スタックと同じ原理で作用します。キャンプ内に何かがある場合、キャンプは:00秒でスポーンしません。ワードはキャンプ内の何かとしてカウントされます。プル用キャンプにワードを置けば、そこに中立クリープはスポーンしないため、敵がプルするのを防ぐことが出来ます!相手のプルキャンプをブロックしてプルを防ぐのはしばしば行われます。

ミッドゲームを表す最後の要因は、多くのギャンクが行われることです。レベルの低い試合では、しばしばギャンクは失敗しますが、練習しなくていい理由にはなりません。良いギャンクはだいたい1~3人のヒーロー行われます。これは殺すためにどれだけのスタンとダメージが必要かによって変わります。

Dotaでは効率が重要なため、2人か3人でグループとなり、他の2人はマップ上のどこか別の場所でファームするべきです。そうすることでギャンクを予想させづらくして、多くの利益を手に入れられます。

Late Game

Dotaの試合の最後のフェーズは、チームワーク、組織力、集団戦、要は5対5で戦う状況です。わずかな要因でどこで集団戦が起こるかは変わりますが、一般的に最後の集団戦は敵の本陣を壊すことが含まれます。

もっとも簡単な本陣を壊すための方法は、(必須ではないが)バラックを少なくとも一組壊すことです。

それぞれのレーンにはメレーとレンジのバラックがあります。敵のバラックを破壊すると、「自分たちの」クリープが強化されます。メレーを壊した場合はメレークリープが強くなります。レンジを壊した場合は、レンジクリープが強化されます。強化されたクリープはより多くのダメージ、HPを持ちますが、より少ない経験値とゴールドしか与えないため、ゲームを通してのディスアドバンテージを与えます。絶えずレーンをプッシュして敵陣に向かい、レーンの均衡を壊してめちゃくちゃにします。

先ほどレーンの均衡を維持するべきだということを話しましたが、レイトゲームではプッシュする方がよい戦略です。敵チームに対して葛藤を生ませられるからです。もし攻められているが、ベースを離れたい場合、まずはクリープウェーブを遠くまで押しておかないと、強化されたクリープがベースに押し寄せて多くのダメージを自陣の建造物に対して出してしまい、最終的には本陣を壊してしまします。

バラックを壊したことによるこれらのプレッシャーは、別のレーンの2組めのバラックを壊すことをより簡単にし、2組のバラックを壊したら、敵は押し寄せてくるクリープから守るのに手いっぱいになるため、勝利は目前となります。

全てのバラックを壊すと、クリープがさらに強化され、かなり倒しづらくなるため、99%勝ったも同然です。私は10,000ゲーム近くDotaをプレイしていますが、バラックを3つ壊されて勝った試合は20試合もありません。この状態から巻き返すことは可能ではありますが、そのためには逆転できる正しいヒーローでなければいけません。なので、敵のバラックを壊すように努め、自身の物は壊されないようにしてください。

バラックを壊すことが最善の方法なのは明らかですが、重要なのはそれを安全に行うことです。段差の上の敵のTier3タワーやバラックに近づくためには、見えない段差の上に行く必要があります。そして味方が集まる必要があるため、敵の範囲(AoE)攻撃がより効果的になり、より多くのヒーローに当たってしまいます。

敵を倒そうとすると、しばしば集団戦が起こり、相手の泉まで帰る敵を追いかける場面が生まれます。その結果、危険な領域に足を踏み入れることがあります。もし過度に追いかけすぎて、敵陣で死んでしまうと、プッシュはそこでストップせざるを得なくなります。もし敵陣までプッシュしているのに、バラックを壊さずにフィードしてしまうと、ゲームをスロー(投げる)してしまいます。

「スロー」とは、有利な状況で、オブジェクトを取るべき状況なのに、何かしらバカなことをして、そのチャンスを逃すことです。勝利する権利を敵に投げるということです。バカなことはしないでください。バラックを壊したらすぐに敵ベースから出てください。あまり時間がない場合は、バラックの一つだけ、できればメレーのほうを壊してください。レンジクリープと比べてクリープウェーブが強くなるためです。

レンジバラックを殴るべき状況もあります。レンジバラックは、HPが800少なく、アーマーが6低く、何より重要なのはHPが回復しないということです。つまり、自チームが高台をうまくコントロールできず、少しずつしかシージできない場合は、レンジバラックをじわじわ壊せるということです。最も重要な考慮点としては、チーム全体で同じバラックを狙うことです。特にデソレーターのようなダメージ増幅アイテムがある場合は。

まだ言っていませんでしたが、敵陣を壊す最も簡単なタイミングは敵が死んでいるときです。

敵を殺すためには、敵より強くなる必要があります。Dotaにおける強さとは、4つの一般的な要素で構成されます。そのうちのいくつかは、既に私が話したことです:アイテムのアドバンテージにつながるゴールドアドバンテージ、より多くのステータスとスキルポイントに繋がる経験値アドバンテージ、自チームのタワーやバラックの近くで戦う戦術的アドバンテージ、そして敵より上手いこと。

ゲームを左右するようなプレイは、様々な方法で行え、もし負けていても「常に」起きる可能性があります。味方の一人が集団戦でウルトを完全にスカしたりすることもあります。重要な味方の一人が集団戦の開幕でバーストダメージを食らって何もせずに瞬殺されることもあります。敵が幸運にもクリティカルを出して想定より早く殺されるかもしれません。

敵があなたより上手いことプレイしたり、あなたがミスしたりすることもよくあるので、安全にバラックを折る方法は、ギャンクしてからプッシュすることです。

Gank and Push Strategy

ギャンクープッシュ戦法をするときは、基本的にスモークと呼ばれる、敵クリープとワードから不可視になるためのアイテムを使ってください。(敵ヒーローとタワーに近づくと解除されます)レーンを押し上げてからスモークを使い、マップに映った敵を殺して、そいつが死んでいる間に集団戦を仕掛けて5対4の状況を押し付けましょう。;

このように人数アドバンテージがある状況は、集団戦に勝ってゴールドと経験値アドバンテージを得やすいです。

劣勢な状況でもアドバンテージを得て、バラックを壊せるチャンスを生めるため、ギャンクープッシュ戦法はとても一般的な手法です。もし集団戦で勝てるか不安なら、ギャンクープッシュ戦法を使ってください。

もう一つの方法は、ローシャンを殺して、イージスと呼ばれるアイテム(基本的にキャリーが持つ)を拾ってから戦うことです。もしイージスをもって死んだ場合、5秒後にその場で全快の状態でリスポーンします。イージスをもってプッシュするということは、本質的には6人でプッシュしているということになります。これら2つの方法は最も安全な方法です!敵のバラックを壊しに行くときは、勝つ可能性を高めるために、どちらかは使用するようにしてください。

Five-Manning Strategy

5人戦法は、ギャンクープッシュ戦法に対するカウンターです。5人集まり、5人で行動して集団戦を始めます。ギャンクープッシュ戦法で相手が5対1をしようとするのを待ち受けて、5対5を行うので、カウンターとなります。もし自チームが集団戦に強いヒーローか、ゴールドアドバンテージを持っているなら、5人で集まりギャンクされるのを防ぎ、敵がギャンクープッシュ戦法をするのを防いでください。

5人戦法はもしあなたがスラークやバウンティーハンターやリキのようなギャンクヒーローを使っている場合、とてもストレスフルとなります。このようなヒーローの場合、我慢してください。もし敵が5人でいる場合、咎められずに誰かを殺すことはとても難しいです。

5人編成に対するカウンターはスプリットファームとスプリットプッシュです。これを説明するために、ファーム効率について話します。

最速でファームするためには、5人全員がマップ上の違う場所でファームをします。それぞれのレーンで一人ずつがファームして、残り二人はそれぞれジャングルでファームします。これは相手にギャンクの選択肢をたくさん与えてしまうため、かなり危険ですが、大量のゴールドがチームに入ります。

もしチームが5人で動いている場合、小さく固まる必要があるので、ファーム効率は悪く、二人分ぐらいの効率しか得られません。

これに対抗するためには、とても退屈ですが、視界を得つつ、マップ上に散らばって、彼ら5人がファームできない様々な場所でファームをすることです。もしワードで敵を避けて、殺されることなくファームできたら、ゴールドと経験値アドバンテージは敵より多く得られます。

敵が5人でいるということは、ゴールドアドバンテージがあって、集団戦で有利な構成なはずなので、集団戦を仕掛けたいはずです。それを避けて、自分たちが十分に強くなるまでこれを続けるのです。

スプリットファームに対するカウンターは、プッシュすることです。もしスプリットファームをしている間に敵が固まってタワーを押せば、彼らは簡単にタワーを壊して莫大なゴールドアドバンテージを得るでしょう。スプリットファームをしていてもお構いなしにプッシュし、バラックを壊そうとします。バラックはとても重要で彼らにアドバンテージを与えてしまうため、集団戦を余儀なくされます。

プッシュに対するカウンターは、レンジスキルをスパムしてクリープを殺してカウンタープッシュするか、よくラットと呼ばれるスプリットプッシュを行うことです。

Split Pushing Strategy

スプリットプッシュは、害虫やネズミに例えてよく説明されます。部屋に何匹もネズミがいて、あなたのチーズを食べている場合、近づいて殺そうとしても、部屋中に散らばって逃げまわるでしょう。もし一匹を角に追いつめても、穴に逃げ込み、その間に他のネズミはチーズを食べます。他のネズミを止めるために動くと、穴に逃げたネズミがまた出てきてチーズを食べようとします。

5人戦法にはこのスプリットプッシュを行って、敵がプッシュを行えないようにします。スプリットプッシュが出来るヒーローの例は、何かを召喚してダメージをタンクしたり、多くに物理ダメージを出せるヒーローがいくつかいます。

敵が5人でタワーを壊そうとしている間、あなたは一人で敵のタワーを壊そうとします。基本的に5人でタワーを壊すより時間はかかりますが、絶えずタワーを狙っている場合、人数のリソースを割いているのが少ない分、相手のほうが不利になります。

スプリットプッシュヒーローは、しばしばヒーロー単体を殺すことにも長けています。同量のタワー交換を防ぐために敵は2人か1人のコアヒーローをテレポートで帰す必要があり、そうすると5人にならなくなるため、集団戦に適さなくなります。その場合、スプリットプッシュを行っているヒーローはテレポートで帰って、人数有利の状況で防衛できます。スプリットプッシュやスプリットファームを行う事で、5人戦法に対してアドバンテージを取って、集団戦に十分勝てるようになるまでファームする時間を作ります。

もしあなたが完全にDota初心者であれば、以上の内容は少し難しいかもしれませんが、少しはレイトゲームでの基本が理解できたかと思います。

レイトゲームではマップ中でファームすること、プッシュに繋がるギャンクを避けること、ローシャンとイージスを管理すること、スプリットプッシュや5人編成の戦法を覚えておいてください。

レベルが低い試合の内は、集団戦が始まるまで5人がファームしているので、ギャンクープッシュ戦法がとても簡単ですが、これらの戦法に対するカウンターを考え始めるのをためらわないでください。

 

以上がゲームフェイズのお話になります、次回はヒーロー選択になります。

Purge先生のDota 2 Guide – ヒーロー選択

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